JaSRO(Japan Security Rating Organization)は、世界初の情報セキュリティ格付専門機関です。

この行動指針は、JaSROが実施します情報セキュリティ格付において、格付の中立性、公平性、独立性を担保するため、格付符号の決定に関する役職員の関与、機密情報の管理、役職員の義務等について定めたもので、すべての役職員が本行動指針に則って行動することを誓います。

1. 格付符号の決定に関して

格付符号の決定は、利害関係のある役職員から独立した格付委員会にて決定し、利害関係者は格付符号の決定には関与できません。

2. 機密情報の管理について

役職員は、業務上知り得た依頼先の機密情報を機密情報として適切に管理します。 また、依頼先の機密情報は格付業務に関してのみ利用するものとし、他の第三者に情報を開示したり、伝達したりすることはありません。 格付符号の決定に際して、第三者への情報の開示および伝達が必要不可欠な場合には、第三者との間で機密保持契約を締結し、第三者における機密情報の管理状況を確認します。

3. 株式等の取引禁止について

役職員は、金融商品取引法、関係法令および社内規則等を順守し、依頼先情報を使用した株式等の取引は行いません。 また、格付業務を行うアナリストおよびその直系親族は、依頼先の株式等の取引を行いません。

4. その他の指針

役職員が退任あるいは退職後1年の間は、本指針および社内規則等を順守するとともに、退任時あるいは退職時に提出した誓約書を順守します。

2021年3月16日
JaSRO(Japan Security Rating Organization)
代表理事